「稀少本」武蔵三田氏 論集 戦国大名と国衆4

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「武蔵三田氏」論集 戦国大名と国衆4 岩田書院
黒田基樹 定価: ¥ 2500

本書は、武蔵三田氏に関する主要な論文7編を収録し、これまでの研究成果の総括を図るとともに、新たに現在における研究の到達点をまとめた「総論 武蔵三田氏の系譜と動向」を付して、あわせて今後における研究の進展を図ろうとするものである。
 三田氏は、室町時代後期の段階で武蔵多西郡杣保勝沼(青梅市)を本拠とする国人として存在し、享徳の乱・長享の乱という戦国初期の戦乱のなかで、杣保を中心とした領国を形成、南部に存在する由井大石氏とならんで、武蔵西部における有力国衆として展開した。長享の乱の頃に山内上杉氏に従属、戦国時代中期には小田原北条氏に従属するが、越後上杉謙信の関東侵攻に際して北条氏に敵対、その攻撃によって滅亡を遂げる。その領国は、すでに大石氏を継承していた北条氏御一家衆の氏照によって継承される。

【主要目次】
[総論]武蔵三田氏の系譜と動向              黒田基樹
斎藤宗志郎「三田氏考」
斎藤 慎一「小さな軍記物語-谷合太郎久信の日記をめぐって-」
斎藤 慎一「三田氏再考-三田氏関係文献の再検討と新発見の氏宗文書について-」  
米原 正義「三田氏と宗長」
野島 厚之「清戸三番衆の武士たち(1~4)」
野島 厚之「小河内とその領主三田大蔵少輔信教」
加藤  哲「辛垣城合戦と三田氏の没落」

#黒田基樹 #本 #歴史/日本史

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カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > 人文
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