甘くてなめらかな洋梨ラフランスと蜜入り保証付ふじりんごの詰め合わせ

全国でも有数の果物生産量を誇る山形県。国内におけるラ・フランスの生産量については山形県はダントツの第一位で、全国の約7割ものシェアを誇っています。その中でも、【果樹王国ひがしね】を宣言している東根市では、さくらんぼを筆頭に、桃やぶどう、ラフランスやりんごなど、年間を通してさまざまな果物が栽培されています。

東根市は山形市よりやや北部に位置し、夏は暑くて冬は雪深い、四季のはっきりした地域です。また、日中は暑く夜はぐっと涼しくなるため、昼夜の温度差が大きく、そのことが、果物栽培に適しているといわれています。

「プレミアム洋梨 ラ・フランス」「プレミアム蜜入りふじりんご」は、そんな果樹王国東根市で栽培されています。

棚仕立てでの栽培と「遅もぎ」へのこだわり

ラ・フランスは通常、枝を自然に伸ばす「立ち木栽培」が一般的ですが、「プレミアム洋梨ラ・フランス」は樹を水平方向にのばして果実にまんべんなく陽が当たるように栽培する「棚仕立て」で育てられています。

この栽培方法は、全体的に木の高さが低くなるため、摘果や収穫などの作業が効率よく行えるのだそうです。しかし一方で、「立ち木栽培」と比べ収穫量が減るだけでなく大変な手間とコストがかかります。六角屋では、美味しいラ・フランスを栽培するために、農園の約3分の1をこの棚仕立てにて栽培しています。

さらに、収穫の時期にこだわり、「遅もぎ」を徹底しています。ラ・フランスは収穫後に追熟が必要な果物ですが、この「遅もぎ」にすることで、追熟した際の熟成具合に大きな違いが出ます。収穫のタイミングをしっかり見極めることで、追熟後の食べごろには格別な美味しさになるのだそうです。和梨とは全く異なる、ラフランス独特のとろりとした食感と甘みは、他の果物では味わえない特別な味わいです。

ラフランスの食べ頃について

ラフランスは追熟が必要な果物です。収穫後、必ず一定の熟成期間が必要となります。追熟という期間を経ることで、あの上品な香りと、とろりとした口あたりの極上の食感がうまれます。

食べ頃については、お届けする際の箱の中におおよその時期を記載したお知らせを同封いたしますが、一般的には、軸のまわりを指で軽く押してみて柔らかくなる頃が食べごろです。届いてすぐにはお召し上がりいただけませんが、どうぞ、食べ頃まで楽しみにお待ちください。

ギリギリまで樹上完熟させてから収穫する蜜入りふじりんご

「プレミアム蜜入りふじりんご」の特徴は、 なんといっても「樹上完熟（じゅじょうかんじゅく）の遅もぎ」という点です。山形では雪が降り始めるのがは11月下旬以降のため、 ぎりぎりまで樹にならせておいてから、熟したところで収穫することができるのが特徴です。

収穫開始をぎりぎりまで待つことで収穫できる期間は短くなってしまい、また大変寒い中での収穫作業になってしまうのですが、そのことで蜜が入った美味しいりんごになります。美味しいりんごを収穫するための、こうした生産者の努力があっての、蜜入りりんごなのですね。

蜜入り保証付。蜜が入っているか確認してからお届け

六角屋では、長年の経験により、りんごに蜜が入っているかどうか確認してから 収穫しています。そしてさらに、赤外線を使ってりんごの蜜の度合を確認できる、赤外線センサーにて、 蜜が入っているかどうかチェックしてから出荷致します！

桐箱もこだわりの逸品

商品を入れる桐箱は、昭和5年創業の「有限会社よしだ」の桐箱職人が製作したもので、職人がひとつひとつ完全オーダーメイドの手作業で作っています。桐本来の艶と木目の美しさを活かした盤仕上げにこだわり、桐箱を持った時に温かさを感じる箱作りを心がけています。80年以上の伝統を誇る職人の技が光る山形桐箱は、山形市伝統的工芸品にも指定されています。果物を取り出したら、小物入れ等にぜひお使いください。

有限会社よしだは、全国各地の催事に出展しているほか、地元メディアでもたびたび紹介されています。また、これまで数多くの賞を受賞しており、歴史、実績ともに山形を代表する桐箱づくりの会社です。

※風呂敷の色やデザインは画像と若干異なる場合がございます。

桐箱職人の吉田さん。ひとつひとつ手作業で仕上げていきます。

山形県東根市の研究熱心な生産者グループ「六角屋」

プレミアム洋梨 ラ・フランスを栽培しているのは、六角屋の皆さん。これまで、果樹王国東根市の品評会においても入賞を果たすなど、 注目を浴びている生産者で、果樹栽培20年以上の経験をお持ちです。

お客様に喜んでいただける果物を作るために 勉強会を開いたり、視察研修をおこなったりと、切磋琢磨しながら果樹栽培の技術を磨き、果物づくりに取り組んでいます。

「蜜入りふじりんご」を栽培しているのは、果樹栽培歴20年の経験を持ち、「六角屋」のメンバーでもある大場さんです。

取材スタッフより

山形うまいずマーケット受発注担当の佐藤です。2022年の12月に、出荷時期を迎えた大場さんの作業場へお伺いしました。

この時期出荷を迎えているのは、ラフランスとふじりんごで、すでに選別された果物を丁寧に箱詰めし、お客様のところへお届けする準備を行っていました。

普段作業されているスタッフの方にお話をお伺いしました。果物の状態を確認する必要があるため片手のみ手袋をせず作業しているそうで、デリケートな果物を大切に確認していました。

そこで、スタッフ佐藤も少しお手伝いをさせて頂きました。綺麗に並んだラフランスの上にシールを貼り、食べ頃のお知らせやしおりを入れて緩衝材を置き優しく蓋をします。傷つきやすい果物を扱う為、細心の注意が必要な作業で大変緊張しました！

「私もこんな風に綺麗な状態で頂いたら、嬉しいですね！」とスタッフの方の笑顔が印象的でした。

収穫までが生産者の大まかな作業と思っていましたが、選別や箱詰め等お客様の手にわたるまで、心をこめて発送して頂いていると感じました。大場さん、スタッフの方、沢山お話お聞かせ頂きましてありがとうございました。

ちなみに生産者の大場さんは冬季間のみですが、つぼ焼き芋のお店「六角屋」をされています！お近くの方はどうぞお試し下さいませ～。

オーダリング&カスタマーサービス担当　佐藤

収穫時期にこだわり、ぎりぎりまで樹上で熟成させた、甘くてなめらかな山形のラフランスと、蜜がたっぷり入ってシャキっとした食感のふじりんごをぜひお楽しみください。